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火葬式・直葬とはどんな葬儀?火葬式の流れ、メリット・デメリットをわかりやすくご紹介します。
火葬式・直葬とはどんな葬儀?
火葬式とは、お通夜や告別式を行わず、火葬のみ行う、短時間でとてもシンプルな葬儀のスタイルです。
「直葬」とも呼ばれますが、火葬式と直葬は同じ葬儀を指します。
火葬式で葬儀を行った場合、故人とのお別れの時間はとても短く、ごくわずかです。
火葬式・直葬に参列する人の範囲
火葬式は、非常に少ない人数でお見送りします。人数に制限はありませんが、目安としては10名ほどのことが多いです。
ごく近い家族のみのことが多く、儀式も執り行わないため、知人、会社関係、ご近所などの方々は呼びません。
火葬式・直葬の流れ
1 葬儀社に生前相談する
式を行わない火葬式の場合、葬儀の内容を考える必要はあまりありません。
ただし、火葬式は「思っていた以上にあっという間に終わってしまった」と感じる方がとても多いので注意が必要です。
また、葬儀社によっては事務的に進められてしまい後悔したという体験談もあります。
たしかに費用面などで魅力もありますが、本当に火葬式で見送るのが良いのか葬儀社に相談してみることをおすすめします。
2 危篤・臨終
臨終を迎えたら葬儀社へ連絡し、安置場所へ搬送します。
3 搬送・安置
安置場所へ搬送します。
式を行わずに火葬という流れではありますが、死亡後24時間経っていない火葬は法律で認められていません。
また、都市部は火葬場の順番を数日のあいだ待つ場合もあります。
4 火葬
火葬場へ向けて出棺します。
火葬場では、読経など10分ほどのごく短いセレモニーを行います。お別れの時間は非常に短いでしょう。
火葬中は待合室で待ち、収骨したら自宅へ戻ります。
4 葬儀後の手続き
年金、保険、葬祭補助金の申請など、各種手続きを行います。
その他にも、法要の準備や相続、遺品整理などについても考えなければなりません。
葬儀後も無料で相談できるアフターサポートが整っている葬儀社もあるため、事前によく葬儀社を比較しておきましょう。
火葬式・直葬のメリットとデメリット
火葬式・直葬のメリット
- 葬儀費用を安くおさえられる
火葬式では、参列社の料理や返礼品を用意する必要もほとんどなく、葬儀を行う斎場の使用料も発生しないため、葬儀費用を安く抑えることができます。
火葬式・直葬のデメリット
- 最後のお別れの時間が非常に短い
火葬式・直葬では、逝去から火葬までの時間が非常に短く、あっという間に進んでしまいます。
そのため、故人とのお別れに向き合い、気持ちを整理するのには圧倒的に時間が足りず、後悔の念がずっと残ることもあります。
確かに費用は他の葬儀形式と比較し格安ではありますが、本当に火葬式が良いのか、よく考えて判断するようにしましょう。 - 菩提寺に認めてもらえない可能性
菩提寺がある場合、お寺の考えによっては火葬式の葬儀を認められないことがあります。通夜、告別式などの儀式をちゃんと行っていないためです
火葬式を選ぶときには、必ずお寺にも相談しておきましょう。